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体質改善

便秘とお肌

肌荒れの相談に来る人で、便秘傾向という方は少なくありません。
 
「便秘だから、肌荒れしている」
これは昔から言われていることなので、なんとなく理解できるかと思います。
 
漢方では、肌と腸はつながっていると考えます。
腸の状態が悪いと、肌トラブルも出やすい状況に。
 
とは言っても、便秘にならなきゃいいという話でもありません。
 
以前、ご来局された40代前半の方。
「昔から便秘がちで、かれこれ15年くらい毎日下剤を飲んでいます」 と。。
 
15年!!!?
 
便秘じゃないなら、肌との関係はない…わけではありません。
 
下剤は無理やり便を出すので、腸から再吸収されるはずだった水分も
身体の外に排泄されているのです。
体に必要な潤い分が出てしまうので、身体はカピカピの乾燥傾向に。
もちろん、腸もカピカピなのでさらに便秘は進んでしまいます。
 
そもそも、下剤を飲まないと便が出ないということ自体が
腸内環境が悪い証拠。
 
それでは肌の調子が悪いのは納得ですね。
 
肌の調子を調える、きれいな肌を作っていくには
まずは腸を調えることが大切。
 
腸内環境が調うと、多少のことでは肌荒れしにくくもなります。
 
腸内環境を整えるには発酵食品。
ですが、ヨーグルトなどの乳製品よりも
納豆、甘酒、ぬか漬け、味噌汁 など日本古来のものをぜひ!
 
それと葉物野菜もいいです。便秘がひどいときは根菜類は避けてくださいね!
(根菜類は食物繊維が多すぎて、便秘のときは逆に詰まってしまいます。)
 
日本人の腸内に合うのは、日本の風土でできたもの。
 
ちなみに、ヨーグルト発祥の地はブルガリアではなくトルコ。
あちらでは、ヨーグルトは調味料です。
 

尿酸値が高い人

美食家に多いとされる高尿酸血症や痛風。
 
これは尿酸値が高くなってから起きる病気ですが、その前駆体である
プリン体を体に取り込まないことも大切。
 
ビールや魚卵、お肉に多く含まれるプリン体。
プリン体を過剰に摂取すると、代謝産物の尿酸が血液中に増えてしまいます。
 
あふれた尿酸が足の親指や関節などに蓄積すると
激痛を伴う「痛風」になります。
 
実はこの尿酸。
近年、腸内細菌が尿酸を分解したり、
ラクトバチルス・ガセリという乳酸菌の一種がプリン体を取り込み
栄養源として利用することが明らかになっています。
 
食事を節制し、日常的に腸内環境と調え、乳酸菌を摂取することで
尿酸値をコントロールできるかも…しれません。
 
おすすめは ぬか漬け、納豆、味噌汁、キムチ など。
(乳酸菌と言っても個人的にヨーグルトはあまり勧めていません。)
 
また、プリン体を尿酸に変える酵素は脂肪細胞に多く発現しています。
日ごろから体を動かして、太りすぎを防ぎ、脂肪を蓄えない努力も大切です。
 
※投薬治療をしている方は、しっかり薬は飲みましょうね!

食物繊維とお通じのお話

食物繊維が便通に良いという話は、聞いたことがありますよね?
 
食物繊維の目安摂取量は年齢や性別によって違いますが
2015年版では18~69歳男性は20g以上、女性は18g以上
とされています。
 
食物繊維20gというと、野菜350gが必要。。
こんなにたくさんの野菜を毎日摂るのは大変です…
 
食物繊維が多く含まれている食品というと
ゴボウやセロリなどが思い浮かぶかもしれませんが
同じ重さであれば実は海苔やきな粉の方が食物繊維は多いんです。
 
 
食物繊維は2種類あり、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。
 
・水溶性食物繊維は水分保持能力が強く、便をドロドロと粘りのある状態にします。
食後の血糖値の急な上昇を抑えたり、脂肪の吸収を抑え、血中コレステロール値を減少させる働きも。
→いも類、海藻類、豆類、キャベツ、大根など
 
・不溶性食物繊維は、水に溶けにくく水分を保持して便のカサを増やして排便を促します。
→オートミール、切り干し大根、ごぼう、タケノコ、とうもろこし、きのこ類など
 
腸内細菌が分解しやすいのは、水溶性食物繊維。
(腸内細菌がえさにしやすい=腸内細菌が働き、腸内環境が良くなる)
 
また、漢方薬が効くためには腸内細菌の助けが必要なものもあります。
食物繊維と言えばごぼう!!が定番ですが、キャベツや海藻がおすすめ。
とくに夏場はもずく酢!
もずくで腸内環境を整え、酢の酸味で汗のかきすぎを抑えることができる優れもの。
 
食物繊維(とくに水溶性食物繊維で)
お通じ改善、合わせて腸内環境を整えていきましょうきらきら

あなたの体質は? 陰虚編(潤い不足)

漢方で考える身体の構成要素の 気・血・水 の水とは
身体に必要な水分、潤い分のこと。
 
気と同様に、水も過不足なく絶えず身体の中を流れていることが大事。
 
今回の陰虚(いんきょ)は、流れる水が不足している状態。
人の身体は簡単に言うと
水と熱バランスをうまくとりながら成り立っています。
 
ところが、水が不足してしまうと相対的に熱が勝ってしまい
体が熱く感じることが増えてきます。
代表的なものが、女性の更年期によく見る”ホットフラッシュ”
 
陰虚体質の人は下記のような症状が出やすくなります。
 
□のぼせやほてりを感じる
□冷たいものが欲しくなる
□寝るときに手のひらや足の裏が熱くなる
□肌や目が乾燥する
□のどが渇く
□舌の色が赤く、苔が少ない
 
チェックが2つ以上入れば、陰虚体質(潤い不足)の可能性があります。
 
陰虚の人は、唐辛子・山椒・からし など香辛料の摂りすぎに気を付けましょう。
香辛料は体をほてらせるだけでなく、潤いも奪ってしまいます。
脂っこいものも控えめにした方が良いでしょう。
 
身体に必要な潤い分を生み出すには、食事が大事。
梨、スイカ、ぶどう、れんこん、ゆり根、トマト、白きくらげ、豆腐、豆乳 などを摂りましょう。
 
酸味×甘味=潤いを生む 法則があります。
・はちみつレモン
・金柑の甘露煮
・野菜のピクルス  もおすすめです。

あなたの体質は? 痰湿編(不要なものが溜まっている状態)

漢方で考える身体の構成要素の 気・血・水 の水とは
身体の必要な水分、潤い分のこと。
 
気と同様に、水も過不足なく絶えず身体の中を流れていることが大事。
水の巡りが滞ってしまうと、身体にとって有害な”痰湿”へと変わってしまいます。
サラサラと流れている川の水は腐らないけど、流れが悪い川は汚いものが溜まりやすいですよね?
そんなイメージです。
 
今回の痰湿とは身体に不要な水分や、老廃物が溜まった状態のこと。
 
水の流れが滞っていたり、それによって老廃物が溜まった状態だと
下記のような症状が出やすくなります。
 
□むくみやすい
□水太りしやすい
□体が重く、だるい
□おりものが多い(排卵期以外も毎日出てる)
□舌に苔がべったりついている
□脂っこいものや味の濃いものが好き
□お酒やジュースを毎日飲む(甘いコーヒーを含む)
□中性脂肪やコレステロールが高い
 
チェックが3つ以上入れば、身体に不要なものが溜まっている可能性があります。
 
この体質の方は、
野菜中心の和食系であっさり目の食事を心がけること。
 
とくに体から老廃物を出してくれるような
昆布、わかめ、海藻類、ハト麦、あずき、こんにゃく、冬瓜
などを温かい食事で積極的に摂りましょう。
 
冷たい飲み物や食べ物は控えめに。

あなたの体質は? 気滞編(エネルギーの滞り)

漢方で考える身体の構成要素の 気・血・水 の気とは
身体のエネルギーのこと。
 
気は目に見えないとらえにくいものですが、
元気の気 や 気候の気 などと同じようなもの。
目には見えないけど、あるのがわかるといったものです。
 
エネルギーは過不足なく、絶えず流れていることで
しっかりと気としての働きができます。
 
今回の気滞(きたい)とは、エネルギーの流れが滞っている状態のこと。
エネルギーが流れないと下記のような症状が出やすくなります。
 
□生理前イライラする
□生理前は過食になる
□生理前に胸が張る
□ガスやげっぷが多い
□お腹が張る
□のどにつかえた感じがする
□ため息をすると少し楽になる
 
チェックが2つ以上入れば、エネルギーが滞っている気滞体質の可能性があります。
 
気滞症状が強い人には”香りの良いもの”がおすすめ。
ミントティー、ジャスミンティー、柑橘類、セロリ、せり、春菊、三つ葉、生姜、茗荷など。
好きなアロマ でもOKです。
 
これで改善しなければご相談ください。

あなたの体質は? 気虚編(エネルギー不足)

漢方で考える身体の構成要素の 気・血・水 の 気とは
身体のエネルギーのこと。
 
気は目に見えないので、とらえにくいものですが
元気の気 や、気候の気 などと同じような感じ。
目に見えないけど、あるのがわかるといったものです。
 
今回の気虚(ききょ)とは、エネルギー不足のこと。
身体のエネルギーが不足すると
やる気が出ない・元気が出ないことは容易に想像できますね。
 
そのほかの症状としては
 
□疲れやすい
□風邪を引きやすい
□汗かきで、動くとすぐ汗が出る
□声に力がない
□息切れしやすい
□むくみやすい
□生理が8日以上ダラダラ続く
□食後眠くなる
□胃もたれしやすい
□胃下垂がある
 
チェックが3つ以上入れば、エネルギー不足の気虚体質の可能性があります。
 
気虚体質の人には
米、さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、山芋、とうもろこし などがおすすめ。
米は玄米ではなく、白米。
 
疲れやすい、風邪を引きやすい方など何か体調で悩んでいることがあればご相談ください。

あなたの体質は? 瘀血編(血巡り)

普段から
「自分は血巡りが悪いんだろうな~」
と、漠然と思っている方は多いと思います。
 
瘀血(おけつ)とは、まさにその血巡りが悪い状態のこと。
 
血の不足があるから血巡りが悪いかたもいれば、
そもそも血のめぐりが悪い体質の方
タバコを吸ったり、冷たいものを好んでいるために血巡りが悪くなっている方もいると思います。
 
□肩や首筋のこわばりがある・肩こりがひどい
□生理のとき、経血に血の塊がある
□生理痛がひどい(毎回、鎮痛薬を飲む)
□痔がある
□タバコを吸っている
□唇が紫色
□足の静脈瘤が浮き出ている(下肢静脈瘤がある)
□顔色がどす黒い
□歯茎の色が紫
□皮膚がざらついている(サメ肌)
□シミ・そばかすが多い
 
チェックが3つ以上入れば、血巡りの悪い瘀血体質の可能性があります。
 
瘀血体質の人は
ニラ、玉ねぎ、らっきょう、にんにく、紅花、シナモン、鰯、鰺 などがおすすめ。
辛いもの、脂っこいもの、甘いもの の摂りすぎには注意しましょう。
 
ひどい生理痛や、しみ・そばかす、肩こりなど悩んでいる方は是非一度ご相談ください。

あなたの体質は? 血虚編(血の不足)

血の不足(血虚)を貧血と思っている方も多いと思いますが
 
実は 貧血≠血虚(けっきょ) なのです。
 
貧血は血が薄くなった状態。
ヘモグロビン濃度、赤血球数、赤血球容積率が減少し、基準値未満になった状態のこと。
 
血虚とは、簡単に言うと
物理的に血の量が不足している状態のことと考えてください。
 
物理的に血の量が足りないので、冷えや、めまい・立ちくらみなど
貧血と似た症状が出ることもあります。
 
□冷え性
□めまい・立ちくらみがある
□眠りが浅い・夢を見ることが多い
□寝つきが悪い
□不安になりやすい・心配性
□目が疲れやすい
□生理不順
□生理の量が少ない
□母乳の出が悪い
□産後の不調が続いている
□ホルモンバランスが乱れやすい
□爪が薄くて割れやすい
□抜け毛が気になる
□乾燥肌
 
チェックが2つ以上入れば、かくれ貧血の可能性があります。
 
血虚の人は
なつめ、クコの実(ゴジベリー)、レバー、牛肉、鶏肉、卵、黒ゴマ、ほうれん草、いちご、プルーン、ぶどう などがおすすめ。
 
甘いもの、脂っこいもの、冷たいものは控えめに。
 
検査で異常がないけど、疲れやすい・ふらつく などの症状がある方は血虚かも!?
一度ご相談ください。
有限会社フジ調剤薬局
〒850-0035
長崎県長崎市元船町12番11号
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