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食養生

胃腸を整え、元気を養う「甘味」

私たちの身体は、日々口にしているものからつくられています。
つまり、食で命を養っているということ。
だからこそ、体調や気候の変化に気を配り、その時々に体が必要とする食事を摂ることができるといいですよね。
 
今回は「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(塩辛い)」の中から
甘味の効能についてです。
ただし、この甘味は自然のもの。ケーキやチョコレートなど人工的な甘さは入りません。
 
甘味のもつ効能の一つは身体を養う「補益(ほえき)」の作用。
甘味には胃腸の働きを助ける働きがあり、栄養をしっかり摂ることができるようになります。身体が疲れているときや、虚弱体質の人は積極的に取り入れてみてください。
 
胃腸が弱い人、胃もたれしやすい人、お腹が張りやすい人、下痢しやすい人などは
カボチャ、さつま芋、栗などとお米を炊いたお粥がおすすめです。
他にも、人参、大根、きのこ、キャベツ、鶏肉、豚肉、クルミ、りんご、梨、バナナなど。
 
もう一つ、甘味には痛みを和らげる「緩和」の作用もあります。
これは甘味が体のこわばりを緩めてくれるため。緊張をほぐして、痛みの症状を緩和してくれます。
 
痛みを緩和させたいときには黒糖やはちみつなど甘みのあるものがおすすめです。
 
米や小麦などの主食に多く、身体を穏やかに養ってくれる甘味は日々の食事に欠かせない味覚。「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味」の五味を調和させ、料理の味を整えてくれる効果もあります。
ただし、胃腸を養う甘味も摂りすぎると胃もたれや膨満感につながることもあるので気を付けて。
糖尿病の心配がある場合も控えめに摂るように心がけましょう。

アトピーと食事

アトピー体質の人は、肌水分が少ないので乾燥肌です。
水分が少ないと、皮膚の細胞の隙間が大きくなり、肌理(きめ)が整いません。肌理(きめ)が整っていないと、つやがなく、輝きのない肌に見えてしまいます。
 
また、皮膚の細胞の隙間が大きいため、水分も蒸発しやすくなり、表皮の角質がめくれやすくなります。衣類や空調、ダニ、ホコリ、花粉などの刺激を受けやすく、かゆみが出てしまいます。かゆみで夜も眠れないことも多いと思います。
アレルゲンによって神経が皮膚表面近くまで伸び、刺激に対して敏感になっていきます。刺激によってかゆみが誘発され、掻くことを繰り返すと、さらに神経は伸びてしまい悪循環に陥ってしまいます。
 
アトピー改善には食事に気を付けることがポイント。
 
胃腸の処理能力(消化、吸収する力)以上に飲んだり食べたりすると、処理できなかったものが老廃物として体の中に溜まっていきます。
皮膚は身体の重要な排泄器官のひとつ。便や尿から排出し切れない老廃物があった場合、身体はそれを皮膚から出そうとします。それがアトピーの正体。
 
飲んだり食べたりする量が多すぎたり、ストレスで胃腸の処理能力が落ちたときに症状が出やすくなります。
 
つまり、胃腸の処理能力以内に食事を抑えてあげること、症状を加速させる食べ物を摂らないことが重要。
 
〇食べる量は腹八分目。
・食べても眠くならない
・食べる前と同じように動ける、考えられる
 
 
〇症状を加速させるものを摂らない
・甘いもの(チョコ、ケーキ、お菓子、菓子パン、ジュースなど甘いもの全般)
・脂ものを控える(揚げ物、肉の脂身、ポテトチップスなどのスナック菓子)
・辛いもの(唐辛子の入ったもの、カレー)
・お酒
 
 
〇お風呂は15分以内にして、ゴシゴシこすらない
 
〇食事は和食中心に
・葉物野菜 4~5割 (←ここにきのこ類、海藻類入ってもOK)
・穀類+根菜類 4割
・肉、魚、卵など動物性食品 1割
 
葉物野菜はデトックス効果が高いので、症状を抑えるにはいい食材。加熱した葉物野菜をたっぷりとるのがコツ。炎症が強いときは肉や魚を豆腐に変えたほうが回復が早いです。
 
漢方で老廃物の排出を促し、皮膚の灼熱間をとってあげるのと同時に、食事と生活の改善をするのが一番の近道です。
有限会社フジ調剤薬局
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